祈りと慈愛の心について


 祈りと慈愛の心について

マルコ6.30-34

皆さん、今日の福音は弟子達の伝道報告と祈り、そして慈悲の心についてです。イエス様は弟子達の苦労を労いながら、静かな所に行って、祈って、休むように命じられました。つまり祈るという事は心を休める事を意味しているのだと思います。

私達はどんなに幸せでも、心が満たされない時があります。そういう時こそ、「祈って休む」ことを実践してみてください。神様との語らいの中で、救いを求める時、困った時は、是非教会に来て、沈黙の中で神様の意志を求め、祈って心を休めていただきたいと思います。

もう一つの教えは、慈悲の心についてです。イエス様は私達に、見捨てられた人を見るために目を開け、そして苦しんでいる人達の悲しげな叫びを聞くために耳を傾けるように教えられました。私達は忙しい事を理由に自分のことを中心に考えがちですが、救いの手を求めている人が沢山います。今日、多くの人が困っています。自分のできる範囲で構いません、愛を持って分かち合い、支え合いながら一日一日を過ごしましょう。勇気を持って救いの手を差し伸べてみてはいかがでしょうか。

どうぞ祈りを通して、心の休息をとり、慈悲の心で、愛のある日々を過ごしていただきたいと思います。今週もお元気にお過ごしください。

主の平和

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