クリスマス:愛と平和の分かち合い-CHRISTMAS: SHARING LOVE AND PEACE
クリスマス:愛と平和の分かち合い ヨハネ 1.1-18 皆さん、クリスマスおめでとうございます。今日の福音書は、ヨハネの福音書ですが、大変格調高い表現をもって、神様とイエス様との深い関係を表しています。特に、神の御子であるイエス様のことを「言葉」と呼び、「始めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。言葉は肉となって、私達の間に宿られた。」クリスマスとは神様が人間と出会い、共に生き始めたという、最大のイベントの始まりです。 毎年、キリスト者である私達は必ずクリスマスを祝います。私のインドネシアの地元では、多くの人が教会に行き、クリスマスツリーを飾り、贈り物を交換し、一緒に食事をし、盛大にお祝いをします。私は沢山の友人にメールやラインでクリスマスの挨拶を送ります。皆さんにも、それぞれのクリスマスの過ごし方があると思いますが、改めてクリスマスの本当の意味を思い出していただきたいと思います。 イエス様の誕生は、貧しい人達や苦しんでいる人達に喜びと希望、そして生きる勇気を与えてくれます。貧しければ貧しいほど、イエス様は、彼らにとって特別な希望の星であったに違いありません。 現在、世界中に戦争や自然災害、そして病や貧困に苦しんでいる人々がいます。このクリスマスを彼等がどのように迎えるのかを想像してください。一人でも多くの人たちが愛と平和の分かち合いによって心が癒されますように祈りましょう。 オーストラリアでは 11 月頃からクリスマスソングが流れ始めます。ほとんどの人達は集まって食事をしたり、プレゼントをあげるだけの習慣になっています。これはこれで楽しいイベントですが、私達キリスト者は本当のクリスマスの意味を持って祝います。 2000 年以上の時を経て、私達も、神様の恵みに与ることができるよう感謝を込めて祝いましょう。 人のことを思いやる、人の幸せを考える、人を喜ばせる、そのようなクリスマスの心を、この時期だけでなく、一年中持ち続けて頂きたいと思います。 オーストラリアは今夏です。私は雪のない国でクリスマスを迎えます。日本やインドネシア、そして全世界に散らばるキリスト者の皆さん、心暖まるクリスマスをお迎えください。 主の平和 CHRISTMAS: SHARING LOVE AND PEACE ...